もしかしてブラック…?今の職に悩んでいるあなたへ

残業風景 雑記
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仕事が辛い…、説明された内容と全然違う…。そう感じたことはありませんか?

仕事は基本的には誰も

「楽しいから仕事行こう、働こう!」

という気持ちでやっていないと思います。

もちろん、今の仕事が自分に合っていて、とても充実されている方もいます。

しかし、初めて就職された方の多くは就職してみて

「仕事ってこんなに辛いの…?」

と思ったことはありませんか?

今回は、新卒で就職し半年で辞めた22歳男が私の経験を語ってから

今の仕事が辛いと感じている方々にお話したいと思います。

たなっぴ
たなっぴ

特に新卒で入られた方には同じ目線で話せると思うから、

今の仕事が辛いと感じたら是非見てってね!

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どんな仕事だったの?

私は20歳でとある配送会社に就職し、コンビニで商品を届ける仕事をしておりました。

いわゆる、中型トラックを運転するトラックドライバーです。

 

コンビニでお買い物をする際商品を届けにくる業者を見たことはございませんか?

お客様が必要とする商品を、雨の中 台風の中 雪の中(冬までには辞めてしまいましたが…)

天気関係なく必ずお届けする、誰にもできるけどとても責任のあるお仕事です。

商品を届けるだけではなく、安全運転を徹底し無事に届け無事に帰ってくること。

一見簡単そうですが、安全に対するルールはとても厳しかったです。

具体的に私の居た配送会社のルール

  • 速度制限(道路に応じ制限速度をオーバーしていないか常に監視)
  • ドライブレコーダー(車両の前方、後方、車両の中の運転手の姿を常に録画)
  • 配送時間厳守(お届け先の店舗ごとにどの時間までに届けるか決められている)
  • 駐車場所の徹底(店舗ごとに止めてはいけない場所、止めたら危ない場所などもドライブレコーダーで管理、破ると後日お叱り&店からのクレームに繋がる)
  • トラックへの商品の積み方(倒れないように商品を積む、適当に積むと商品が乗りきらなかったり、商品が倒れて破損→クレームに繋がる)
  • 納品場所の決まり(店舗ごとに届けた商品を置いてはいけない場所がある。ある店舗では良くてもある店舗ではだめだという事がある)
  • 一日の睡眠時間確認(役職ある社員が出社した社員に何時間寝たかを聞く、最低でも6時間は寝ないといけない決まり)

こう書いてみると「大変だなぁー」と思うかもしれませんが

真面目に取り組んでさえいれば守れるルールばかりです。

上記のルールは承知の上で私はこの会社に入りました。

何故かというと

説明会でのとても丁寧な説明(あまり聞けないような内容など)

入社前の厚い歓迎(美味しいものをご馳走)

私自身、車と車の運転が大好きということ

だった為です。

 

入社をしてから最初の2か月は免許が無いこと、また独り立ちするための見極め期間という事で

マンツーマンで指導してくれる上司が常におり、配送する量も2人で担う為、

実質、他の社員の半分の量で配送を行っておりました。

その為、最初の2か月は

朝5時半に起床夕方の18時前には帰宅

という感じで生活しておりました。

荷物は重く、拘束時間も長かったですが、仕事を真面目に取り組んでいた為、

他の社員や上司に期待されたり

若い人材だということで大切にされたり

また、入社した最初の月の初任給が20万まるまる頂いたこともあり

当時の筆者は

<strong>たなっぴ</strong>
たなっぴ

なんて楽な仕事なんだ!

この仕事について本当に良かった!

と、心から思っておりました。

なんで辞めちゃったの?理由は?

上記に記載した通り、独り立ちをするまでは自分の仕事に誇りを持ち、

周りの期待に絶対応えよう!と、とにかく必死で毎日頑張っておりました。

最初は天職なんじゃないかと感じたその職場、何故辞めたのか

理由は様々ありますが、おおまかに3つございます。

長時間拘束

理由の大半を占めるのが恐らくこれです。

人によって仕事の何が辛いかはそれぞれです。

自分の場合はこの拘束時間が長いということに耐えられなくなってしまいました。

 

マンツーマンをしていた時は、荷物の積み込み作業、納品作業が単純に半分の為、

比較的に早く帰れました。

しかし、独り立ちをしてからは当然ですが、仕事の時間も伸びました。

朝の5時に起床→帰宅は20時過ぎ

になってしまいました。

就職と同時に実家からマンションに引っ越し、一人暮らしを始めた為、

帰宅してからなれない家事を必死でこなしておりました。

なお残業時間ですが、独り立ちをしてから初月の残業時間が

100時間

を超えておりました。

当時は知りませんでしたが、過労死ラインと言われる、過労死の危険性があるといわれている

100時間を超えてたのです。

筆者の場合、体調面では全く問題ありませんでしたが、プライベートの時間が取れないことから

精神面を少しずつ蝕まれてしまいました。

また、100時間を超えた月の給料は手取りで20万ほど。

<strong>たなっぴ</strong>
たなっぴ

給料は安いし、彼女との時間はとれねーし…。

仕事めちゃくちゃしんどいな…。

そんな風に思う毎日、

しかし期待してくれている人たちがいる、その期待に応えなくちゃいけない

そんな思いがあったため、

この仕事を辞めたいという考えはありませんでした。

休日が少ない、取れない。

会社に入る前の企業説明会では、

<strong>採用担当者</strong>
採用担当者

うちの年間休日は108日だよ!

他の会社では120日って書いてある所あるけど、

実際にはそんなに休めないからね!

と説明されましたが、実際の休みは

休日は月に8日×12の為、年間休日は96日

そこに有給休暇が加わるわけですが、後になってから

<strong>会社の先輩</strong>
会社の先輩

有給なんか使ったことないよ。

そもそも使わさせてくれないし、使った人を聞いたことないなぁ。

と聞きました。よっぽどの事情が無い限りは有給は使えない

またどうやら、入った会社では有給は繰越することができず、その年に使わなかった有給を

会社側が買い取る形らしいです。

ちなみに色々と問題ありますが、私は辞める時に有給を使わずに辞めた為、

会社側が買い取ってくれたのですが、

10日の有給は2万円とちょっとで買い取ってくれました。

1日あたりの有給買い取り額 2000円 です。

辞める際、心身ともに限界が来ていたので、細かいことを気にする余裕がありませんでした。

また、余談ですが、2年目になると休日は月7日に変わるそうです。

2日連続の休日が月に1回ありますが、自分の場合、会議だ飲み会だという理由で

貴重な連休はつぶされておりました。

月7日×12=年間84日、あのまま続けていたら今頃は雇用条件とは全く違う

月残業100時間オーバー に加え 年間84日の休みしか取れなかったわけです。

余談ですが、残業100時間オーバーだった月の手取りは20万でした。

自分自身の環境の変化

面接が合格し、内定が決まった時には彼女もいなかった為、自分の将来をあまり深く考えておりませんでした。

しかし、入社する直前に彼女ができ、自分の将来について向き合うようになってからは

もし自分にも家族が出来たら子供を大切にしたい、家族の時間を大事にしたい!

という風に思うようになりました。

しかし、もし今の仕事環境で家族を持ったら

  • 家族との時間が全く取れない
  • 身内に何かあった時、すぐに駆け付けれない
  • 給料もよくない
  • 今も長時間拘束されてるのに、これからどんどん長くなる
<strong>たなっぴ</strong>
たなっぴ

今のまま続けてて大丈夫だろうか、

将来がとても心配だ…。

そんな不安が毎日頭をよぎりました。

また、地元の友人と離れ離れになって一緒に遊べない事

職場で同年代の人が居ないことも辛い原因でした。

辞めようと決意したきっかけ

残業が100時間を超えてから4か月とても辛い毎日を過ごしてきました。

特に辞める前の最後の2か月間、人間らしい生活をしておりませんでした。

睡眠時間を確保するのだけでも必死だというのに、不幸なことに

睡眠障害軽いうつ病になってしまったのです。

それから2か月間、休まずに仕事をしていたのですがその時の日々はあまり覚えておりません。

  • 4:30 -起床、出社
  • 5:00 -作業開始
  • 11:20~12:00 -昼休憩
  • 12:00 -作業開始
  • 20:00 -作業終了
  • 20:30 -帰宅
  • 20:30~22:00 -家事、風呂等
  • 22:00~02:00 -布団に横になるも眠れず
  • 02:00 -就寝

このような日々が毎日、2か月間続いておりました。

これが続くとどうなるか?

それこそ

自分の命の危機

冗談抜きでこれはやばい、自分自身で警告を発しているのが分かりました。

 

運転をする際、どこを走ったか覚えてない事

届ける商品の数を確認する際、数が数えれなくなった事

誰とお話をしたのか全く覚えてない事

とにかく自分の感覚が狂っていました。

これはいけない、仕事を変えよう

友達と家族に相談して今すぐにでもなんとかしよう

とにかく必死で現状を変えるために行動を起こしたのは覚えてます。

辞めてからその後

両親に相談し、友達にも相談し、結果的にどうなったかというと

現在は相談した友人のおかげでとても良い環境の会社に転職し、

プライベートの時間も充実するようになりました。

両親は退職に踏み入る勇気をくれました。

100時間以上あった残業時間がほぼ0になったんです。

 

それでもって月の手取り額は僅かに減りましたが、ほぼ一緒。

やっと人間らしい生活を取り戻せることができました。

<strong>たなっぴ</strong>
たなっぴ

休日も増えたし、友人と遊べれるし

車にも乗れるし、自分の時間が無いとやっぱり駄目だよな!

今は好きな車に乗って、友人とは休日になる度に遊び、彼女とは仲良く通話

趣味のピアノは続け、動画投稿、ブログに精を出す日々。

まるっきし人生が変わりました。

自分のやりたいことができる時間があるのがこんなにも幸せで充実してるなんて、

つい最近までは気づきませんでした。

辛いと感じているあなたに

仕事は基本的には楽しいものではありません。

仕事をしていくうえで、成長していく為には、辛いこと 大変なこと 大きな壁

に挑戦しないといけない場面もあります。

ですが、

「いくらなんでも?こんなの無茶すぎないか?」

「毎日が辛すぎる、なんでこんな思いをしなきゃいけないんだ…」

「将来が不安だ…、こんなんじゃやっていけない」

この記事を読んでくださってる方は、いろんな問題を抱えてみているかと思います。

おかしいと思っても、辞めることに踏み出せない、勇気が出ないという方は

もう一度しっかり自分と向き合って今の環境を振り返ってみてください。

辛いけど、どうすればいいの?

まずは相談できる人を探してください。

両親 友人 職場の先輩、誰でもいいんです。

自分の中で話せそうだという方が居たら遠慮なく話してください。

私の場合、職についてからも学生時代の友人と連絡を取り合っていた為

友人と情報交換しているうちに、自分の環境が異常だという事に気付くことができました。

特に新卒の場合、他の企業はどういう待遇なのかなどの比較が出来ない為

仕事は大変なんだからこのくらい辛くても当然なのかな…

と思いがちになってしまいます。

また、仕事に追い詰められている時、考える力も失われてしまう為

自分自身が過酷な環境の中に居ることに気づかないものです。

矛盾してますよね。

疲弊しきっていると考えることもやめてしまうのです。

<strong>たなっぴ</strong>
たなっぴ

今が辛いだけだ、やっていくうちに慣れるはずだ…。

とにかく明日も頑張ろう…。

とにかく明日も乗り切ろう、その為に早く休もう。

私自身も先の事を考えてるようで、実際は目の前のことしか見えなくなっていました。

 

友人に相談しなかったらおそらく今も私は以前の会社で頑張っていたと思います。

仕事、辞めてもいいの?迷惑かかっちゃうじゃん。

仕事を辞めたい、かといって簡単に辞める勇気は出せませんよね。

他の社員に迷惑がかかるのでは…と思ってしまいますよね。

また、入社してそれほど経ってなかったりすると

自分の経歴に傷がつくんじゃないか

など心配して退職に踏み出せない方もいるのではないでしょうか。

私は専門学生時代に就職の支援(面接・ビジネスマナーなどの授業)を担当する先生に

<strong>先生</strong>
先生

仕事がどんなに辛くても、最低3年は続けろ!

とよく言われました。

それより短いと経歴に傷がつくと何度も言われました。

みなさんもこのように言われた経験はあるのではないでしょうか。

最低3年は続けなきゃいけない?そんな必要ありません!

私から言わせると、そんな最低限どの程度続けなきゃいけない決まりとかは全くありません。

 

私の就職が決まった時、長くお付き合いのある美容院を経営している

美容師の方に報告をしたのですがその時にこう言われました。

<strong>経営者の<br>Hさん</strong>
経営者の
Hさん

辛かったら辞めていいんだからね。

命を犠牲にしてまで続ける必要は全くないんだから。

最初は戸惑いました、頑張れ!など応援してる言葉をかけるのかと思いきや

このように言われたのですから。

なので言われた当初は「なんでこの言葉をかけたんだろう」と思っていましたが

今になってようやく身をもって理解することができました。

 

いいんですよ、3年続けなくたって。

私なんか半年で退職しちゃいましたから。

いいじゃないですか

何百万もある企業のうちの1つが駄目だったからといって落胆する必要はないです。

他に道はいっぱいありますよ?

私は運転の職を辞め、現在は製造業で働いています。

好きだったことを辞めて、全く興味を持たなかった製造に入りましたが

今の方が格段に毎日が楽しいですし、充実しています。

自分が辞めることで他の人に迷惑がかかるとか、考えなくていいんです。

現状を変えたいのであれば是非勇気を出して一歩踏み込んでください。

自分の未来を変える、決める、切り開けるのは自分だけなんです。

辞めちゃったら経歴に傷がつかない?

私は1社目を半年で辞めたため、半年で辞めた履歴が残ってしまいました。

一般的に採用側から見たら、半年で辞めた経歴を見ると印象は良くないですよね。

なので必ずと言っていいほど、面接ではそこを聞かれると思います。

でも焦らなくても大丈夫です。

だってあなたはまっとうな理由で辞めたのですから。

大事なのは何故辞めたのか、その理由をちゃんと説明できるかどうかだと私は思います。

私は転職活動をして、面接に行った時に

どういう環境で働いていたのか どんな労働条件だったのか

とにかく事細かにお話しました。

とにかく思いつくことを必死で話していた為、気づいたら転職先の採用担当者に

<strong>転職先の<br>採用担当者</strong>
転職先の
採用担当者

それは大変だったでしょう、

よく半年続けることができたね。

と、まさかの同情までされてしまいました。

経歴に傷がつくのが問題ではなく、その経歴の理由を説明できるかどうかだと思います。

企業にもよるかと思いますが、給料が極端に少なかったりする場合でなかったら給料のお話は避けた方が良いかと思われます。

結果的には、どのような環境で働いていたのかが伝わり、採用してくださいました。

まとめ

今を変えたいと考えているのであれば、是非しっかり考えて行動してください。

「仕事で忙しくてそんな余裕ねーよ!」

という場合でも、無茶を言うようですが変える為に考えて行動してください。

この社会は優しくありません、変える為には自分が行動を起こすしかないと思います。

私も疲弊 病で極限状態でしたが、頑張って行動した結果、今の環境を得ることが出来ました。

それはたまたま運が良かっただけかもしれません。

私の周りの友人でも、ひどい環境で仕事しておられる方が何人かおり

出来るだけ声をかけ相談にも乗ります。

相談した結果、友人の中には辛い環境抜け出しての人間らしい生活をすることが出来るようになった子もいます。

周りにもこれだけ辛い思いをしている人がいるのであれば、世の中辛い思いをしている

過酷な環境でやっている人がどれだけいるのだろうか、悩んでいる人がいるのであれば

少しでも自分の経験をもとに、何か参考になればと思いこの記事を作成しました。

人生を諦めないでください。

決して自殺なんかしないでください。

そして、周りに辛い思いをしている方が居たら

是非相談に乗ってあげてください。

参考になればうれしいです。

コメント

  1. […] […]

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